事例紹介

WinActor®導入により、アウトソーシング業務の生産性向上に貢献。
スタッフ2名分の稼働削減を実現。

事業概要

幅広い業種および業務のニーズ・課題解決に応えるため、人財紹介やアウトソーシングなど、独自性の高いソリューションを提供。常に時代を見据え、世の中のトレンドをいち早くキャッチして自社に取り入れ、クライアントに提案していく文化があり、その姿勢とソリューション力に注目が集まっている。労働人口の減少が大きな社会課題となっている中、脚光を浴びるRPAをいち早く自社で導入。確かな運用実績とノウハウのもと、RPA人材の育成と派遣、クライアント業務への導入・運用支援を行っている。

WinActor®導入の背景・経緯

  • 生産性向上と品質向上が普遍的な命題となる中、労働人口減少によるリソース不足への対応が急務だった。
  • 2017年度初めに一部の部署でRPAの導入を行い、2018年にアウトソーシング事業においてRPA 導入を決定。導入効果の高いと見込まれる業務への適用を進めている。
  • RPA選定においては、現場主導で業務改善が可能なノンプログラミングのWinActor®に決定。

適用業務と導入効果

営業支援ツールへの入力とチェック業務をWinActor®が代行。
単純作業の自動化とチェック業務の削減で、業務を大幅削減

WinActor®で作業を代替した場合に効果の高いルーティンワークを検証したところ、工事業者依頼業務における入力作業とチェック作業に膨大な時間を要していたことが判明。月間約750件のデータをアクセスから営業支援ツールへ入力する作業をいかに効率化するかがポイントとなった。

業務フロー

スタッフ2名で1件あたり約11分要していた作業がWinActor®で約45秒に短縮。
年間で約1,650時間の作業効率化に成功

業務フロー

導入効果

  • WinActor®を導入して、膨大な入力業務が自動化され、さらに転記ミスなどヒューマンエラーが削減されたことにより、チェック業務の削減に成功。
  • 日々の処理件数にバラつきがあり、繁忙期への対応にも備えて常時スタッフ2名を配置していたが、その稼働人員を削減することができた。
  • スタッフのマンパワーを他の作業に活かすことで、より効率的な作業分担が実現した。また、スタッフは単純作業から解放され、異なる職務への移行によりモチベーションアップにもつながった。

お客様の声

アデコ様はアウトソーシングの受託業務における生産性向上を目的に、数あるRPAの中からNTTビジネスアソシエ西日本のWinActor®を導入。長年の顧客であるコールセンター業務において、これまで2名のスタッフが行なっていた営業支援ツールの入力とチェック業務をWinActor®で自動化することで大幅な業務改善を実現しました。顧客先で導入と運用をリードしたスーパーバイザーの小野夏樹様、上長の細沼秀一様、プランニング部マネージャーとして全体を統括する小林有介様に、今回の導入に至った経緯や運用効果の具体的な状況についておうかがいしました。

今回、WinActor®を導入する以前、どのような業務に課題を抱えていたのでしょうか?

お客様であるコールセンターのアウトソーシングをインハウスで行っています。現場のオペレーターを管理・育成するのが当社のスーパーバイザーの役割ですが、同時に労働人口の減少が社会的問題となる中で、生産性をいかに向上させるかが普遍的な命題となっていました。多様な作業が集中するコールセンター業務の中で、改善の余地があるのはどの業務か。そうした課題発見に対する意識を高く持ち、工事業者依頼業務に改善の余地を見出しました。

改善策としてRPAに着目した理由、さらに数あるRPAツールの中からWinActor®を選定された決め手をお聞かせください。

ABI営業統括部 アウトソーシングビジネスパートナー 細沼 秀一様
ABI営業統括部 アウトソーシングビジネスパートナー
細沼 秀一様
今、様々な現場で人材不足に伴う生産性の向上が求められていますが、当社でも同じ課題を抱えています。人間がやるべき仕事とテクノロジーが担う業務を切り分け、より効率的に業務を進めていかなければなりません。当社は新しい知見やソリューションを柔軟に取り入れていく文化があり、早くからRPAに注目していました。今回の案件では、最終的に7社のベンダーに絞り、それぞれのセミナーに足を運び、運用保守の違いなどを検討しました。私自身もスーパーバイザーの実務経験があるのですが、現場で作成・運用できるRPAという観点で比較した結果、プログラミングの知識がなく現場経験の豊富な私の目線で『運用できる』と確信しWinActor®を選びました。

現場担当者でも運用できるということですが、具体的にどのような点に優位性を感じられたのでしょうか?

人財部 スーパーバイザー 小野 夏樹様
人財部 スーパーバイザー 小野 夏樹様
人が行っていた業務をWinActor®に置き換える際は、該当する業務フローのシナリオを作成する工程があるのですが、当社のスーパーバイザーは初めてWinActor®に触れてから30分後にはシナリオを組めるようになっていました。初心者でもすぐに扱えるという点において、WinActor®のインターフェイスは非常に優れていると思います。シナリオ作成時に使えるライブラリが豊富に揃っているのも便利です。SEをアサインする必要がないという点は、非常に大きな優位性だと考えました。

導入までのプロセスで課題となったことありましたか?

お客様のパソコンにWinActor®をインストールして運用するということで、セキュリティの問題が課題でした。個人情報を取り扱いますので、お客様はその漏洩リスクを非常に懸念されていました。そこで、当社では現場のスーパーバイザーが中心となり、シナリオを組み上げ、お客様の目前で実際の運用をプレゼンテーションしました。その場で、業務フローを通じてセキュリティが厳しく守られていることを明示し、納得していただきました。

WinActor®を導入後、どのような効果がありましたか?

アウトソーシング&ソリューション事業本部 プランニング部 マネージャー 小林 有介様
アウトソーシング&ソリューション事業本部
プランニング部 マネージャー 小林 有介様
導入前はスタッフ2名が専任していた業務がまるごと効率化されたのです。さらに入力作業の自動化とチェック作業の削減により、1件あたり約11分要していた作業が今では約45秒に短縮できています。2名のスタッフが行なっていたルーティンワークは、膨大な数の処理を繰り返す作業でしたが、今では精神的な負担から解放され、やりがいのある仕事に注力してもらうことができるようになりました。今回のWinActor®の導入によるもう一つの効果は、人間の稼働率は100%ではないと気づかされたことです。データ受領までの待機時間や繁忙期・閑散期など、業務量は必ずしも平準化されていません。WinActor®なら必要な時に稼働させることができ、繁閑にも対応できるため効率的であると感じました。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

アデコ株式会社様RPAの需要は、今後ますます高まっていくことでしょう。RPAによる生産性向上は、RPAによって置き換えられる単純作業の量に比例します。そのボリュームが大きいほど、業務の削減効果が大きくなるからです。そういう意味では、お客様の業務を正確に切り分け、課題を発見していくスキルが求められてきます。今後は、RPAの対象業務拡大に向けてより幅広い業務にRPAを適用できるようにしたいと考えています。そのために、現場のオペレーターでも運用できるようRPA人材の育成にも尽力します。同時に事業全体を見渡すコンサルティングを通して、お客様の事業成長に貢献したいと考えています。

企業情報

商号 アデコ株式会社
所在地 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-7-1 霞が関東急ビル
業務内容 人財派遣(有期、無期)、人財紹介、アウトソーシング、
HRソリューション 、再就職支援
設立 1985年7月
資本金 55億6,000万円
代表取締役 川崎健一郎
社員数 3,000名

※WinActor®はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。

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