事例紹介

銀行の入出金データ入力業務をWinActor®で自動化。「あんしんサポート」活用によりシナリオ作成の内製化を実現。

事業概要

1922(大正11)年に、酒・醤油類の卸小売業「佐々木商店」として創業し、現在ではお好みソース、焼そばソース、たこ焼ソースをはじめ、業務用から家庭用までさまざまなソース、たれなどの開発・製造・販売を行っている。「食を通じて『健康と豊かさと和』をもたらし、笑顔あふれる社会に寄与する」ことを使命に掲げ、1998年には米国へ会社を設立。以降、中国、マレーシア、台湾など海外展開を推進し、2017年にはイスラム教の戒律に則った商品であることを証する「ハラル認証」をマレーシアで取得。国や宗教を問わず、栄養価の高いバランス食であるお好み焼を軸に、ヘルシーで団らんの和をもたらす日本の食文化を広める活動を展開している。

WinActor®導入の背景・経緯

  • 生産性の向上、効率化をめざすなかで、セミナー等でRPAが話題に上ることが多く、社内からIT企画課へ問い合わせが寄せられていた。
  • これまでマクロの活用や、ブラウザ上で行う定型業務の自動化などにも取り組んできたが、それだけでは解決できないものもあった。
  • 数あるRPAのなかで、操作性が高く、スモールスタートできることからWinActor®導入を決定。「あんしんサポート」サービスも採用した。

適用業務と導入効果

銀行の入出金データの取得・基幹システムへの入力をWinActor®で自動化。
業務中断や手入力ミスなどを回避し、月10時間の削減に成功。

Before

IT企画課で各部署の業務の洗い出しを行い、RPAによる業務自動化の第一弾として、財務部経理課の入出金データ管理を選定。銀行への入金・出金データを取得し、基幹システムに入力する作業を日に数度、手作業で行っていたが、データ取得の待機時間があるなど、業務をたびたび中断することが担当者の負担となっていた。

After

入出金データの取得と入力をWinActor®で代用することで、基本1日3回、1回あたり10分程度かかっていた作業を自動化。1カ月10時間程度の時間削減を実現したほか、担当者がコア業務に従事している間の作業中断がなくなり、手入力によるミスも回避できるようになった。

お客様の声

生産性の向上と業務の効率化に取り組むなか、2018年4月、定型業務へのRPA導入を目的にNTTビジネスアソシエ西日本のWinActor®を採用。同年10月からスタートした「あんしんサポート」サービスも採用し、財務部管理課で業務改善の成果があがっています。RPA導入を中心となって推進されている経営企画部IT企画課の岩井基様、シナリオ作成を担当される大歳幸様、実際にWinActor®による業務代行を実践されている財務部経理課の山田晴貴様に、導入までの経緯や運用効果等についておうかがいしました。

今回、WinActor®を導入する以前、どのような業務に課題を抱えていたのでしょうか?

経営企画部 IT企画課 岩井基様
経営企画部 IT企画課 岩井基様
製造メーカーである当社にとって、生産性の向上と業務の効率化は常に命題であり、なかでもIT関連業務を統括するIT企画課には、各部署の業務上の課題などもたくさん寄せられます。PCで行う定型業務については、これまでもマクロの活用や、ブラウザ上で作業の自動化などにも取り組んできましたが、それだけでは解決できないものも多く、最近セミナーなどで話題に出ることが多いRPAについて、他部署から「導入を検討できないか」「どのような作業をRPA化できそうか」といった声があがっていました。

改善策としてRPAに着目した理由、さらに数あるRPAツールの中からWinActor®を選定された決め手をお聞かせください。

IT企画課では、これまで他部署のIT業務を管理・運営しているなかで課題と感じているもの、作業が煩雑化しているものなどの洗い出しに着手し、約76業務をピックアップしました。そのなかからさらにRPAに適した案件を26件に絞り込み、そのうち成果が見込めるものとして、まず財務部経理課の銀行への入出金データの管理を自動化第一弾に選出しました。同時にいくつかのRPAを比較検討するなか、WinActor®は「試験的に始め、成果を見極めたい」という当社の方向性にぴったりと合致していました。

具体的にどのような点に優位性を感じられたのでしょうか?

経営企画部 IT企画課 大歳幸様
経営企画部 IT企画課 大歳幸様
やはりスモールスタートできる点は当社にとって大きなメリットでした。全社を挙げて大々的に導入する前に、まずは成果・実績を積み上げて評価するアプローチをしたために修正、PC1台ベースで導入でき、安価なうえにある程度の機能を有していることは大きな優位性でした。また、1カ月の無料トライアル期間があることも決裁にあたっては、大変助かりました。また、シナリオ作成については外部SE業者の利用やNTTビジネスアソシエ西日本のシナリオ作成支援で作成代行していただく方法もありますが、自社メンバーだと、業務要件をある程度理解ができ柔軟な対応ができると考えております。このため、2018年10月に「あんしんサポート」のサービスがスタートしたのは当社にとっても心強く、おおいに活用しています。

導入までのプロセスで課題となったことありましたか?

シナリオを自社メンバーで作成するにあたり、担当者はシステムの専門家というわけではありませんので、日本語対応は大変助かるところです。ただ当初、シナリオ作成をする際、画像マッチングの方法しか知らず、マッチングエラーばかりを起こしてしまってなかなか安定しませんでした。しかし、サポートセンターを利用することでほかの方法についての情報を得ることができ、いまでは安定して運用できています。とくに問題が起こっている画面上でリモートコントロールを使って修正やアドバイスしてもらえるのは、その後のシナリオ作成においても大変役立つと感じています。

WinActor®を導入後、どのような効果がありましたか?

財務部 経理課 山田晴貴様
財務部 経理課 山田晴貴様
WinActor®で業務を自動化したことによるスピード感は、やはり好評です。RPA導入第一弾として行った財務部経理課の業務については、銀行への出金・入金でデータを取得し、それを基幹システムに入れるというもので、担当者が1人付き、1日3回、1回の作業にデータ待ちも含めて10分程度、1日30分ほど時間を取られていました。わずかな時間ロスととらえてしまいがちですが、コア業務を細切れに幾度も中断せねばならず、また手入力のためミスがないか確認作業も必要です。導入後は月10時間の削減を実現できましたが、それ以上に単純なルーティンワークから解放され、コア業務に専念できることの意味は大きいといえます。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

オタフクホールディングス株式会社様経理部門で成果があがっていることを受けて、この春、他部門でもWinActor®の講習会に参加しました。ほかの業務でもRPAの活用が有効と判断したものについては順次WinActor®の導入を図っていきたい方針です。現在は受注系業務での導入をめざしており、また、経理課では次に経費精算業務の一部にWinActor®を活用したいという具体的な要望もあがってきています。システム面では、WEBのAPIが公開されておらず、手動操作でしか対応できない画面など、システム連携が容易にできなかった部分について導入を検討できると考えています。また、新しいシナリオについても、サポートやパーツ集を活用してプログラムの無駄な動きをなくし、新しいシナリオの作成を進めています。

企業情報

商号 オタフクホールディングス株式会社
所在地 〒733-8670 広島県広島市西区商工センター7丁目4-27
業務内容 お多福グループの事業企画立案・各事業会社の統括管理
設立 1952年10月
資本金 1億円
代表取締役 佐々木茂喜
社員数 40名(グループ593名)

※WinActor®はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。

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